豊島区の池

豊島区役所の池

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所在地:豊島区東池袋1-18-1

 東京23区の区役所の池や噴水を探訪するシリーズ。今回は池袋駅に近い豊島区役所です。
 緑が少ない大都市のヒートアイランド現象緩和のため、屋上緑化が注目されているようで、近年、あちこちで屋上庭園が造られています。豊島区役所にも屋上緑化見本園があり、一般に公開されています。
 いかにも昭和な建築である古めかしい本庁舎の4階までエレベーターで上がり、そこから階段を使って屋上に出ると、さまざまな花が花壇やプランターなどに雑然と植栽されています。

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 その一角にビオトープゾーンがあり、池もあって、メダカが泳いでいます。ヤゴなどもいるようです。訪問時にはアサザとスイレンが花を咲かせていました。ほかにも花菖蒲などが植えられ、水辺にも四季折々の花が咲いています。

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(アサザの花)

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(睡蓮) 

 

 

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「私の庭みんなの庭」の池

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所在地:豊島区駒込3-8

 「モヤモヤさまぁ~ず2」の駒込編に出てきた池です。「モヤさま」はさまぁ~ずの二人と大江麻里子アナがメディアに取り上げられることもなく何もなさそうなマイナーな街をただブラブラ歩くだけ、というテレビ東京らしい、ユル~イ番組ですが、これとか「ちい散歩」などの散歩番組はたまにこういう未知の池が発見できるので油断できません。で、番組で見つけた池のある公園に実際に行ってみました。

 駒込駅から徒歩5分ほど、染井霊園方面に続く染井通り沿いに「私の庭 みんなの庭」という小さな緑地はあります。このあたりの旧染井村といえば、江戸時代から園芸が盛んで、ソメイヨシノ発祥の地と言われていますが、庭園の門前にも「花咲か七軒町植木の里」と刻まれた石碑が立っています。

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(さまぁ~ず三村が片足突っ込んだ池) 

 門をくぐると、右手に昔ながらの井戸があり、そこから池というよりは小川といった風情の水路が伸びていて、末端部は田圃になっています。ほかに野菜畑もあり、地元の方々が世話をしているようです。池ではザリガニ釣りができ、番組でも「さまぁ~ず」の二人がザリガニ釣りに興じていましたね。で、三村が足を滑らせ、池に片足突っ込んで、革の靴をダメにしてしまったわけです。僕が訪問した時も子どもたちがザリガニ釣りをしていました。

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(田んぼ)

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元池袋史跡公園・池袋地名ゆかりの池

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所在地:豊島区西池袋1-9-12

 池袋駅西口のホテル・メトロポリタン前にある小さな広場が1998年に開設された元池袋史跡公園です。ここに「池袋地名ゆかりの池」というのがあります。

 説明板には次のように書いてあります。

「むかしこのあたりに多くの池があり、池袋の地名は、その池からおこったとも伝えられている。池には清らかな水が湧き、あふれて川となった。この流れはいつのころからか弦巻川とよばれ、雑司が谷村の用水として利用された。池はしだいに埋まり、水も涸れて今はその形をとどめていない。これは、むかしをしのぶよすがとして池を復元したものである」

 弦巻川はこのあたりにあった丸池を水源として雑司が谷や音羽を経て江戸川橋付近で神田川に通じていました。現在はすべて暗渠化されています。

 池袋という地名はかなり古くから存在したようですが、その旧池袋村は池袋駅の北西側に少し離れた池袋本町あたりで、この公園のある一帯は旧雑司が谷村に属していました。なので、この池が池袋の地名の由来というのは疑わしい気もします。とはいえ、この一帯に多数の湧水池が存在したことは確かなのでしょう。

 現在の池は井戸水を水源としたとても小さなものですが、残念ながら水は止まり、池も空っぽ状態です。

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 また、公園内には梟の樹のモニュメントや地元の芸術家が描いたフクロウのパネルなどもあります。池袋の袋からフクロウということなのですが、昔、このあたりに湧水が点在し、森や草原が広がっていたとしたら、実際にフクロウも暮らしていたのでしょう。

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谷端川親水公園の池

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所在地:豊島区池袋3-2-5

 豊島区要町の粟島神社の弁天池を水源とする谷端川は南へ流れて、現在の地図でいえば、西武池袋線の椎名町駅付近に達し、線路の南側で東に向きを変え、山手通りの東側で今度は北上に転じ、東武東上線の下板橋駅、埼京線の板橋駅を経て、また南東に向きを変え、大塚駅、大塚三業通り、小石川を経て神田川に合流していました。その後、板橋駅付近からさらに北流して石神井川に接続するように流路が変更されました。

 現在は完全に暗渠化されてしまい、川跡は大部分が道路になってしまいましたが、山手通りに並行する区間が緑道となっています。

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 このうち、山手通りと要町通り(直下を有楽町線・副都心線が走っています)の交差点の北東側にあるのが谷端川親水公園です。

 壁面から水が落ちる滝があるほか、スイレンや花菖蒲などが植えられた池があり、金魚も泳いでいます。

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粟島神社の弁天池

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所在地:豊島区要町2-14-4

 東京メトロ有楽町線・副都心線の千川駅に近い粟島神社は小さな神社ですが、境内に池があり石橋がかかっています。池の中には鯉や亀がいます。

 この神社は地元の人々が湧水の池のほとりに水神を祀ったのが始まりらしく、雨乞いの神事も行われていたということです。現在は湧水も失われ、人工的に給水しているようです。

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 また、この池は神田川の支流・小石川の上流にあたる谷端川の水源のひとつでした(谷端川はその後、石神井川に接続するように流路が変更され、現在は完全に暗渠化されています)。

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 神社の境内には二宮金次郎像が立っています。

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血洗いの池

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(目白駅に面した学習院西門)

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所在地:豊島区目白1丁目

 学習院の目白校地内にあるのが血洗いの池です。

 JR目白駅そばにある西門の受付で申し出て、氏名等を記入し、見学者カードを受け取れば、部外者でも見学できます(キャンパス内にはほかにも文化財に登録された歴史的建造物がいろいろあります)。

 キャンパスは目白台と南方を流れる神田川の低地にまたがっており、池は南西部の窪地にあります。巨木が鬱蒼と生い茂る、学内でもとりわけ自然の残る一角です。

 池には木橋が架かり、池畔をめぐる散策路にはかなり古い木製のベンチが各所に設置されていますが、僕が訪れたのは夏休み期間中だったため、まったく人影はなく、蝉時雨だけが賑やかでした。水はさほどきれいではないですが、鯉が泳ぎ、一部にハスが植えられています。岸辺にはアジサイやツツジなどの花木も植えられ、ヤブランがたくさん咲いていました。

 ところで、血洗いの池という物騒な名前。赤穂浪士の一人、堀部安兵衛が高田馬場の決闘で叔父の仇を討った際、刀についた血をこの池で洗い流したことに由来する・・・と言われていますが、これは大正時代に学習院高等科の文学青年たちが創作した話で、それが先輩から後輩へと受け継がれ、いつしか池の名前に定着したということです。

 もとは湧水でできた池で、江戸時代には灌漑用の溜池として利用され、水門があったということです。

 池の南東端が湧出点だったと思われ、付近の斜面からは今もちょろちょろと水が湧き出ているのが見られましたが、恒常的な湧水なのかどうかはわかりません。

 また、池の南端付近(血洗いの池の説明板があるあたり)に水の排出口がありますが、ここが昔の水門の跡なのでしょうか。

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(画面奥が湧水源らしい)

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(このあたりに湧水源があった?)

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(湧水)

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(水門跡?)

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目白庭園の池

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所在地:豊島区目白3丁目

 築地塀に囲まれた目白庭園は平成2年11月に開設された豊島区立の日本庭園です。長屋門をくぐると、すぐに池があります。回遊式庭園で、四季折々の花が咲く池畔の小道を巡ると、六角浮き見堂、飛び石、滝、滝見台などがあって、起伏に富み、さまざまな景観が楽しめます。池には錦鯉が泳ぎ、水源は井戸水の汲み上げのようです。
 池の南側には数奇屋建築の「赤鳥庵」があります。この名称は大正7年に鈴木三重吉によってこの地で創刊された子どものための文芸誌『赤い鳥』にちなんだものです。

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