台東区の池

朝倉彫塑館の池

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 所在地:台東区谷中7-18-10

 台東区立朝倉彫塑館は近代日本を代表する彫塑家で文化勲章受章者、朝倉文夫(1883‐1964)の自宅兼アトリエだった建物です。
 朝倉が東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科した明治40(1907)年、谷中に自宅兼アトリエを構え、その後、増改築を繰り返して昭和10(1935)年に完成したのが現在の彫塑館の原型です。朝倉自身が設計し、細部にまで工夫を凝らした見事な建築で、ここで門下生の育成も行いました。
 朝倉の死後、故人の遺志で1967年から遺族により一般公開され、1986年に台東区に移管されて台東区立朝倉彫塑館となりました。
 2001年に建物が国の有形文化財に登録され、2008年には敷地全体が「旧朝倉文夫氏庭園」として国の名勝に指定されています。

 館内に展示された作品はもちろん、和風木造建築の住居棟、洋風モダン建築のアトリエ棟も見どころが多く、アトリエの屋上には庭園まであって、かつては塾生たちが野菜を栽培していたそうです。昭和初期にこのような屋上庭園が存在したことが、この建物の先進性を物語っています。

 さて、東京の池探訪者としては、これらの建物群に囲まれた中庭です。さほど広いものではありませんが、中庭の大部分は水面に占められ、その水源は地下に湧く井戸水だといいます。かなり水深がありそうな池には鯉が泳ぎ、儒教の「仁・義・礼・智・信」をあらわすという五つの巨石を中心に大小の石を配して、これも見事な池泉庭園となっています。
 残念ながら、彫塑作品だけでなく、建物の内部や中庭も撮影禁止なので、池の写真はありません。

 住居棟の玄関。
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  玄関から門へ通じる水路風の池の水は中庭の池からくるものでしょうか。
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 オリーブの木が植えられた屋上庭園からはスカイツリーがよく見えます。
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 睡蓮鉢。
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 開館時間 9時30分~16時30分

 毎週 月・木曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始

 入館料 一般500円 高校生以下250円

 

  

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浅草寺伝法院庭園特別公開2016年春

浅草寺の伝法院庭園(通常非公開)が今年の春も特別公開されています。

   金龍山浅草寺 「伝法院庭園特別拝観と大絵馬寺宝展」

 期間  平成28年3月18日(金)~5月9日(月)

 時間  10:00~16:30(入場16:00まで)

 拝観料 一般300円
 (収益金は東日本大震災復興支援に寄付されます)

 小堀遠州作の美しい庭園や浅草寺の貴重な寺宝を拝観できる貴重なチャンスです。ぜひ出かけてみてください。

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(写真は2015年春の公開時)


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浅草寺伝法院庭園特別公開2014年春

浅草寺の伝法院庭園(通常非公開)が今年の春も特別公開されています。

 金龍山浅草寺 「大絵馬寺宝展と庭園拝観」

 期間  平成26年3月14日(金)~5月7日(水)

 時間  10:00~16:30(入場16:00まで)

 拝観料 一般300円
 (収益金は東日本大震災復興支援に寄付されます)

 小堀遠州作の美しい庭園や浅草寺の貴重な寺宝を拝観できる貴重なチャンスです。ぜひ出かけてみてください。

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(2013年春の公開時)


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浅草寺・伝法院庭園特別公開・2013年春

 

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 浅草寺の伝法院庭園(通常非公開)が今年の春も特別公開されます。

 

 金龍山浅草寺 「大絵馬寺宝展と庭園拝観」
 期間  平成25年3月21日(木)~5月7日(火)
 時間  10:00~16:30(入場16:00まで)
 拝観料 一般300円
    (収益金は東日本大震災復興支援に寄付されます)

 小堀遠州作の美しい庭園や浅草寺の貴重な寺宝を拝観できる貴重なチャンスです。ぜひ出かけてみてください。

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上野公園の大噴水

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所在地:台東区上野公園

 上野恩賜公園の広場にあった大噴水。改修工事が行われ、2012年4月に完成しましたが、工事前に比べて、だいぶ小さくなってしまいました。
 それでも、ミストを含む様々なパターンの噴水が見られます。

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 まず左右からミストが出てくる。

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 次に左右の2列の噴水。

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 続いて、中央の列の噴水。

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 この後も3列の噴水がさまざまなパターンで水を噴き上げます。   

 

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吉原弁財天の弁天池

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所在地:台東区千束3丁目22番地

 江戸時代から幕府公認の遊郭として栄えた吉原。もとは日本橋(いまの人形町付近)に元和3(1617)年に開設されたのが始まりで、それまではヨシの茂る湿地帯だったことから葭原と呼ばれていたのを縁起の良い「吉原」に字を改めました。明暦3(1657)年、江戸市中を焼き尽くした明暦の大火の後、現在地(当時の浅草千束村)に移転し、新吉原が成立し、以後、昭和33(1958)年に売春防止法が施行されるまで300年にわたって吉原遊郭は存続します。

 この新吉原も古来、大小の池が点在する湿地帯を埋め立て造成した土地で、残された池のひとつにいつの頃からか弁財天が祀られ、遊女たちの信仰を集めました。池は弁天池または花園池と呼ばれていたようです。

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 この池が悲劇の現場となったのが大正12(1923)年9月1日の関東大震災です。明治以降の遊女の中には貧困や飢饉に苦しむ東北地方の貧しい農家から身売りされてきた少女たちが多く、脱走防止の意味もあって遊郭の周囲は堀や塀で囲まれていましたが、震災で遊郭内でも火災が発生する中、唯一の出入り口である大門が閉鎖されてしまったのです。逃げ場を失った遊女たちは炎と煙に追われながら弁天池に殺到し、次々と飛び込んでは、折り重なるように溺れて命を落としました。その数、実に490名と伝えられています。

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 現在、その場所には岩を積んだ山が築かれ、その上に亡くなった人たちを供養する観音像が立っています。周囲に遊女の墓や追悼碑、お地蔵様などもあり、今でも献花が絶えません。
 そして、境内奥に弁天祠があります。これが吉原弁財天で、浅草七福神のひとつに数えられています。この祠は老朽化が進んだため、最近、地元有志らによって改修され、さらに東京芸大や武蔵野美大、多摩美大の学生、卒業生らによって壁画や彫刻も制作され、2012年2月に完成式典が行われました。

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 ところで、弁天池は昭和34(1959)年の吉原電話局建設時に埋め立てられ、現在は名残の小さな池があるだけです。この池も今回、あわせて改修され、不動明王画像の脇に小さな滝が作られたほか、清らかな水の中には鯉や金魚、ドジョウが泳いでいます。

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浅草寺伝法院の庭園が特別公開中(終了しました)

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 2011年の春と秋に特別公開された浅草寺伝法院の庭園が今年もまた公開されています(終了しました)

 小堀遠州作という名園で、賑やかな仲見世通りのすぐそばにあるとは信じられないような雰囲気を味わうことができます。すでに桜の花は散ってしまったと思いますが、一度は訪れる価値のある庭園です。

 特別公開「浅草寺大絵馬・寺宝展と伝法院庭園拝観」

 2012年3月22日(木)~5月7日(月)

 10時~16時

 入場料 300円

 写真はいずれも2011年春の公開時のものです。

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上野公園・カエルの噴水

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所在地:台東区上野公園

 上野恩賜公園の中央通りに面した入口付近にあるカエルの噴水。ちょっとかわいいので取り上げてみました。

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浅草寺伝法院庭園が特別公開(終了しました)

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 今年9月に国の名勝に指定された浅草寺伝法院の庭園(通常非公開)が今春に続いて、秋にも公開されています(終了しました)。

 金龍山浅草寺 東日本大震災復興支援

「大絵馬寺宝展と庭園拝観」

 2011年11月1日(火)~12月5日(月)

  10時~16時(16時半閉館)

  入場料 一般300円

 今回の収益は東日本大震災の復興支援にあてられるそうです。

 賑やかな仲見世のすぐ隣にあるとは思えない、素晴らしい庭園です。貴重なチャンスですので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

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浅草寺伝法院庭園の特別公開(終了しました)

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 浅草寺の本坊・伝法院にある小堀遠州作の回遊式庭園は通常非公開ですが、浅草寺本堂(観音堂)の平成大営繕記念で特別に公開されています。桜の季節でもあり、大変見事な庭園美を楽しむことができます。また、浅草寺に奉納された大絵馬や寺宝も特別公開されています。(終了しました)

 金龍山 浅草寺 平成本堂大営繕記念

 「大絵馬寺宝展と庭園拝観」

 2011年3月25日(金)~4月28日(木)

  10:00~16:30(入場は16:00まで)

  入場料:一般300円(中学生以下の同伴者は2名まで無料)

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