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2011年6月

築地川水門

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所在地:中央区浜離宮庭園先

 築地川は江戸時代の埋め立てにより築地が成立した時、埋め残された運河ですが、すでにほとんどが埋め立てられ、高速道路や公園、駐車場などになっています。現在も水面が残るのは浜離宮庭園と築地中央卸売市場の間の水路のみで、船溜まりとして利用されています。

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(浜離宮庭園に通じる大手門橋。下は築地川)

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(大手門橋からみた築地川。右が浜離宮庭園、左が築地市場)

 浜離宮は前記事で紹介した汐留川に西側と南側を囲まれ、北側は築地川に縁取られ、東側は隅田川(東京湾)に面していて、隅田川との間には防潮堤が築かれています。この防潮堤は2か所で途切れていて、汐留川と接続する南側の開口部には汐留川水門が設置され、築地川と接続する北側の開口部には築地川水門が設けられています。どちらも同じ昭和44年に完成し、径間も14メートルと共通ですが、姿は大きく異なります。汐留川水門がローラーゲートなのに対して、築地川水門はゲートが回転軸を中心に90度回転することで開閉するスイングゲートなのです。東京都港湾局が管理する水門としては、この形式は築地川水門と朝潮水門だけです。

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 浜離宮庭園にはこの築地川に面して水上バスの乗船場があり、ここに発着する船はすべて築地川水門を通過します。僕も乗ったことがあり、今のところ、僕が船で通ったことのある唯一の水門が築地川水門です。

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汐留川水門

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所在地:中央区浜離宮庭園先

 汐留川は江戸城外濠のうち弁慶濠~溜池(現存せず)を含む区間を形成する水系の下流部分の名称です。もともとは新宿区若葉町付近に水源があり、赤坂御用地内の一連の池もこの川の名残と思われます。

 川は多くの谷戸からの水を合わせつつ流れ、昔は江戸城前まで入り込んでいた日比谷入江に注いでいましたが、入江が埋め立てられてからは、外濠の排水路として新たに水路が開削され、浜離宮庭園(当時の浜御殿=将軍の別邸)付近で海に注ぐようになりました。

 この川を虎ノ門付近の堰堤でせき止めたのが今も外堀通りの交差点名に残る「溜池」で、江戸の南部地域の上水の水源としても利用され、堰は海水が溜池に流入するのを防ぐ意味もあったために、汐留川と呼ばれるようになったわけです。

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(浜離宮前で地下から姿を現した汐留川)

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(浜離宮に沿って画面奥へ伸びる汐留川。左へ伸びるのは築地川)

 外濠と海を繋いでいた汐留川は戦後埋め立てられて、その上に高速道路が建設され、現在も水面が残るのは浜離宮の西側と南側を濠のように縁取る900メートルほどの区間のみで、東京湾(隅田川)との接続部に昭和44年、汐留川水門が設置されています。幅員14メートル、上空制限高A.P.+6.1メートルのローラーゲート式水門で、東京都港湾局が管理しています。水門閉鎖時の排水設備として浜離宮排水機場が併設され、そのユニークな外観が異彩を放っています。

 なお、この汐留川が中央区と港区の境界になっています。

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(浜離宮南側の水面)

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小岩菖蒲園の池

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所在地:江戸川区北小岩4丁目

 江戸川河川敷にある江戸川区立小岩菖蒲園には約100種類、5万本の花菖蒲が栽培され、6月の開花時期には大勢の花見客が訪れます。菖蒲田のほか、池もあり、スイレンやアサザなどが植えられています。

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(京成線の江戸川鉄橋のすぐ北側)

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(江戸川。対岸は千葉県市川市)   

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