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2011年1月

江戸川区役所の泉とせせらぎ

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所在地:江戸川区中央1-4

 東京23区の区役所にある池や噴水を探訪するシリーズの5番目に登場するのは江戸川区役所です。ここには池というより、せせらぎが作られていて、気持ちのよい水景色となっています。バスで訪れたのですが、区役所前に着いた時、車窓からキラキラ輝く水が見える瞬間というのはけっこう嬉しいものです。

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 ついでに、江戸川区役所前には江東区役所と同じように荒川の水位表示塔が設置されていて、こちらはちゃんと作動しています。

 江戸川区は区の面積の7割が海面下という低地に位置し、区役所前の地面は東京湾の大潮の干潮時の最低水位より低いA.P.-0.3メートルだそうで、訪問時の荒川の水位は人の背丈ほどの高さを表示していました。

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(ガードマンのおじさん、完全に水没です)   

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江東区役所の池

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(緑豊かな江東区役所)

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所在地:江東区東陽4-11

 江東区は江戸時代以来の埋め立てによって造成された土地が大半を占め、東京都内でも緑の少ないイメージがあるのですが、区役所の敷地内には多くの樹木が植えられ、散策を楽しめる小道までつくられています。そして、敷地内に小さな池もあり、隣に藤棚が作られています。ただし、池には魚などの姿はありません。

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(荒川水位表示塔)

 個人的には江東区役所で最も興味深いのは池のそばに立つ荒川の水位表示塔です。そもそも江東区は東京湾と荒川、隅田川に囲まれ、近代以降の地下水の汲み上げによる激しい地盤沈下に見舞われた地域であり、ほとんどが東京湾の平均海面より低い海抜ゼロメートル地帯であり、一部には東京湾の干潮時の最低水位(A.P.0メートル)よりさらに低い土地もあります。これらの土地は外郭堤防や水門がなければ、ただちに海中に沈んでしまう地域であり、周辺の海や河川の水位に関心を持たざるをえない土地柄なわけです。そこで、このような水位表示塔が設置され、江戸川区平井7丁目付近で観測した荒川のリアルタイムの水位が青いグラフ表示で分かる仕組みになっているのです。ただし、このところずっと調整中で、水位表示は停止したままです。ちなみに、江東区役所前の標高はA.P.-0.350メートル(海抜-1.484メートル)で、つねに海面より低いということになります。

 ついでに区役所に隣接した江東区防災センター前には太陽エネルギーを利用した噴水があり、また、その東隣の江東区文化センターには階段状の滝がある池があり、錦鯉が飼われています。

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(防災センター前の噴水とせせらぎ)

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(文化センターの池) 

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弁天院・朝日弁財天の弁天池

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所在地:台東区竜泉1-15

 下谷七福神のひとつ、朝日弁財天は江戸初期の備中松山城主・水谷伊勢守勝隆が寛永元(1624)年に下屋敷内の池に祀ったのが始まりです。弁財天を信仰していた勝隆は同時に不忍池にも弁天様を祀り、西にある不忍池の弁天を夕日弁天、東に位置する自分の屋敷の弁天を朝日弁天と称したとのことです。

 朝日弁天が祀られた弁天池はかつては約8,000平方メートルもの広さを持ち、その深さは底知れずと言われるほどだったといいます。池には琵琶の形をした約160平方メートルの島があり、木橋が架けられていました。鬱蒼と木々が生い茂るその島の中に朝日弁財天は祀られていたわけです。

 しかし、大正12年の関東大震災の後、当時の東京市の要請により、池は付近の焼土の処分場とされ、大部分が埋め立てられてしまい、現在は小さくて浅い池が残るのみで、往時の面影は全く残っていないようです。石橋の架かる池には立派な鯉が泳いでいます。

 弁天堂の横には聖観音菩薩像が立っていますが、これは池に落ちて亡くなった人や池の埋め立てで生き埋めにされた魚など、犠牲となった多くの命を供養するために建立されたものだということです。

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 なお、現在の朝日弁財天は敷地の大部分が弁天院公園という区立の児童遊園になっています。

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台東区役所の池

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所在地:台東区東上野4-5

 ちょっとした思いつきで始めてしまった新シリーズ、区役所の池・噴水。実際は23区すべての区役所に池や噴水があるわけではないと思いますが、とりあえず3番目は上野駅に近い台東区役所です。

 上の写真の噴水池は区役所に隣接する広徳児童遊園という小公園の中にあるので、区役所の池といえるかどうか微妙ですが、噴水は上から見ると台東区の区章をかたどったものです。園内に「廣徳禅寺遺址」と刻まれた石碑があるので、かつてはここに寺院があったのでしょう。

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(台東区章を象った噴水)

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 さて、台東区役所にはもう一つ池があります。10階建ての庁舎の屋上が「屋上緑化モデルガーデン」になっていて、一般公開されており、ここにも小さな池があって、メダカが泳いでいます。

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(屋上緑化モデルガーデンの池)

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新宿区役所の「平和の泉」

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所在地:新宿区歌舞伎町1-4

 昭和61年に「平和都市宣言」を発した新宿区の区役所玄関前に平成元年に設置されたのが「平和の泉」です。完成時に長崎平和公園の「平和の泉」の源流である浦上川上流の「恵の丘長崎原爆ホーム」敷地内の湧き水が「平和の水」として長崎市から贈られ注がれたということです。

 また、長崎の「平和祈念像」を制作した彫刻家・北村西望氏の長男・北村治禧(はるよし)氏(1915-2001)によるブロンズ像「光る波」が立っています。

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 区役所庁舎の南側にも噴水池があります。

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世田谷区役所の池

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所在地:世田谷区世田谷4-21

 世田谷区役所の敷地内にある噴水池です。二つの池の間には高低差が設けられ、南側の池から北側の池に水が流れるようになっています。噴水池の周囲には「世田谷区の木」であるケヤキがそびえ、また「母と子」の像(本郷新氏制作、1978年)が立っています。

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 なお、昭和30年代に建設された世田谷区役所庁舎および区民会館はル・コルビュジエに師事した建築家・前川國男氏(1905-86)の設計によるものです。

(2013.10 追記)

 世田谷区役所にはこの噴水しかないと思っていたのですが、大変な見落としをしていました。敷地内にある区民会館のレストランに面して、意外に立派な池があったのです。


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 池の水は循環式だと思いますが、水面は三段になっており、上段の池に湧き出た水が中段に流れ落ち、もっとも広い下段の主池に滝となって落ちています。

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 池には金魚が泳いでいるほか、カルガモが子育てをしたりもするようです。

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