« 旧小溜井排水場 | トップページ | 神明水の森公園(風車広場)の池 »

神明水の森公園(泉の広場)の池と平成泉橋

054

(泉の広場の池)

所在地:足立区神明3-13

 足立区と八潮市の間を流れる2.2キロの一級河川・垳(がけ)川は架かる橋が少ない川でもあり、両岸の地域を分断する存在でもありました。これは江戸時代以来、農業用水をめぐる争いが絶えなかった後遺症でもあるようなのですが、両岸とも宅地化が進み、垳川の農業用水としての機能も失われた現在、両岸を結ぶ交通の不便を解消すべく平成6年に完成したのが平成泉橋です。そして、この橋にはもう一つの機能が備わっています。水質悪化が深刻な垳川を浄化する目的で、橋の下から取水した水を地下の浄化施設で浄化し、その水を30分毎に約5分ほどの割合で橋の上からウォーターカーテンとして再び川に放流しているのです。ウォーターカーテンには落水と噴霧の2つのパターンがあるようです。この浄化施設には153万本ものヤクルトの空容器が用いられ、その表面に付着した微生物により汚れを分解し、さらに活性炭によって臭いを除去しているとのことです。ちなみにヤクルトの空容器を用いた水の浄化は都内の池では杉並区の妙正寺池や学習院の血洗いの池でも実施され、ほかにも全国各地の池や河川の浄化に利用され、効果を上げています。

049

(平成泉橋)

050

(橋の欄干にはカワセミの像がある)

060

038

(30分ごとに見られる浄化水のウォーターカーテン)   

 浄化水は橋から川に落とされるだけでなく、橋の南側にある神明水の森公園・泉の広場の池にも注がれる仕組みになっています。この池には水生植物が植えられ、メダカが泳いでいます。

062

(ウォーターカーテンと同時に公園にも水が流れ出す)

063

(流れ下った水は池に注ぐ)

|

« 旧小溜井排水場 | トップページ | 神明水の森公園(風車広場)の池 »

足立区の池」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1244839/37920108

この記事へのトラックバック一覧です: 神明水の森公園(泉の広場)の池と平成泉橋:

« 旧小溜井排水場 | トップページ | 神明水の森公園(風車広場)の池 »