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垳川排水機場

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(足立区側から見た垳川排水機場)

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(中川の対岸から見た垳川排水機場のゲート)

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(垳川排水機場と稲荷下樋管が並んでいる)

所在地:埼玉県八潮市垳

 垳(がけ)川の東端、中川との接続点に昭和54(1979)年に完成したのが埼玉県の垳川排水機場です。かつての綾瀬川本流で、江戸初期に綾瀬川から切り離され、江戸中期の1729年には中川とも切り離されて、河川としての機能を失った垳川は中間部で北から合流する葛西用水路の溜池としての役割を果たしてきましたが、増水時には水害防止のため、綾瀬川や中川に排水する施設が設置されていました。そして、現在、その役目を一手に引き受けているのが埼玉県の管理する垳川排水機場です。5台のポンプで1秒間に40立方メートルの水を排水する能力を有しています。

 このあたりは垳川の幅も大きく広がり、冬にはカモ類やユリカモメなどが集まり、カワウやアオサギ、そしてなぜかアヒルも1羽見かけました。

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(アオサギ)

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(ユリカモメ) 

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(垳川にはなぜかアヒルもいる)

 排水機場のそばで、垳川の北側(八潮市側)の地域を縦横に走る水路(現状は用水路ではなく排水路でしょう)が合流しており、そこに水門もありますが、名称は不明です(下写真)。

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(八潮市側から合流する水路に設置された水門) 

 また、垳川排水機場の南側には中川と垳川をつなぐ稲荷下樋管があります。垳川の浄化用に中川の水を導水することもあるのでしょうか。中川に面した樋管ゲート(樋門)の操作室はなかなかかわいい感じで、ちょっと魅力的な物件です(?)。

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(垳川下流端にある稲荷下樋管。画面奥が中川)

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(稲荷下樋管ゲートの操作室。屋根にユリカモメ)

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(中川対岸には新大場川水門が見える)

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(中川対岸から見た稲荷下樋管)

 なお、稲荷下樋管のあるあたりが東京都と埼玉県の境界で、垳川側に標柱が立っています。埼玉県側の地名がかつては潮止村だったことが分かります(垳川排水機場のすぐ上流の中川に潮止橋が架かっていて、このあたりでもまだ中川は感潮域です)。

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