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旧小溜井排水場

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(綾瀬川に設置された排水樋門)

所在地:足立区神明1丁目

 東京都足立区神明・六木地区と埼玉県八潮市浮塚・垳(がけ)地区の間を流れ、綾瀬川と中川を繋ぐ2.2キロの河川が垳(がけ)川です。この川は江戸初期まで綾瀬川の本流でしたが、寛永年間(1624-43)に内匠新田(今の内匠橋付近)からまっすぐ南へ下り、中川に合流する新川が開削され、こちらが綾瀬川となり、旧流路は綾瀬川と切り離されてしまいました。さらに下流側の中川との合流点も享保14(1729)年に遮断され、垳川は河川としての機能を失います。綾瀬川とも中川とも断ち切られた垳川はその中央部で葛西用水が交差しており、この用水の水を貯める溜め池としての役目を果たすようになり、葛西用水より上流側は小溜井と呼ばれるようになりました。

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(垳川)

 この垳川(小溜井)が大雨で増水した時に水を綾瀬川に排出するために設置された施設が小溜井排水場ですが、すでに平成7年に用途廃止となっています。ただ、水質悪化の著しい垳川を浄化するための試みとして、現在は綾瀬川の水を導入する試験通水が行われています。

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(小溜井排水場)

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