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放生寺の放生池

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所在地:新宿区西早稲田2-1-14

 早稲田大学に近い光松山放生寺は隣接する穴八幡宮の別当寺として寛永18(1641)年に創建された真言宗寺院です。神田川の支流・蟹川の谷に面した小高い丘の上に立地していますが、創建時にここで横穴が見つかり、中から阿弥陀如来像が発見されたことから八幡宮が穴八幡と呼ばれるようになったそうです。放生寺(放生会寺)の寺号は3代将軍・徳川家光から贈られ、当時から放生会(ほうじょうえ)が行われてきました。これは我々の命が魚や鳥・獣など他の多くの生命を食することによって支えられていることから、これらの生き物に感謝し、その霊を供養する宗教儀式で、捕えた魚を池に放す形で行われてきました。放生池は元は穴八幡の境内にあったそうですが、1920年代に埋め立てられ、現在は放生池の本堂脇にあります。池そのものは味気ないものですが、金魚が泳ぎ、ほとりに放生供養碑が立ち、馬頭観音が祀られています。今も毎年10月の体育の日に放生会が行われ、同日には穴八幡宮の流鏑馬が近くの戸山公園で催されています。

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