« 豊洲水門 | トップページ | 麻布山善福寺・柳の井戸 »

東雲水門

008

所在地:江東区豊洲5丁目

 江東区の臨海部は埋め立ての進展により東京湾の沖合にどんどん土地が拡大していますが、これらの埋立地の間にはたくさんの運河が縦・横・斜めに走っています。このうち豊洲と東雲(しののめ)・有明の間を流れるのが東雲運河で、ここに昭和40年に設置された防潮水門が東雲水門です。前記事で紹介した豊洲水門などと同様に東京湾と埋立地内部の運河を遮断し、高潮や津波の被害から守るのが役割ですが、この東雲水門には際立った特徴があります。

 それは有効幅員11.4メートル×3連のローラーゲート式水門のほかに幅員12メートルのセクターゲートと呼ばれる水門が併設されていることです。セクターゲートとは上から見ると扇形(ないしは蒲鉾形)のゲートが左右に設置され、これを回転させることで水路を閉鎖するタイプの水門です。ゲートを上下に昇降させることで水路を開閉するローラゲート式だと開放時にゲートが上方にあるため、通過できる船の高さに制限がありますが、セクターゲートでは高さの制限がないのが利点です。ちなみに東雲水門のローラーゲートは上空制限高がA.P.+6.9メートルです。

 東京都港湾局が管理する水門で、ローラーゲート上部には「止めるぞ高潮 守るぞ都民」と勇ましい言葉が書かれています。

|

« 豊洲水門 | トップページ | 麻布山善福寺・柳の井戸 »

水門めぐり」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1244839/36882242

この記事へのトラックバック一覧です: 東雲水門:

« 豊洲水門 | トップページ | 麻布山善福寺・柳の井戸 »