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北十間川樋門と業平橋水上公園の池

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所在地:墨田区吾妻橋3丁目・業平1丁目

 完成前から大人気の東京スカイツリー。そのすぐ脇を流れているのが北十間川です。江戸時代に開削された人工河川で、旧中川と隅田川を結ぶ水路として利用されてきました。

 スカイツリーの最寄り駅・東武線業平橋駅の南側にかかるのが東武橋で、その西側で北十間川から分かれて南に伸びていた水路が大横川です。この北十間川と大横川の分岐点に設置されたのが北十間川樋門です。この樋門から隅田川までの北十間川(この区間は他の区間より後から開削され、源森川と呼ばれました)は隅田川と直接つながり、潮の干満の影響を受けて水位が変動する感潮河川ですが、樋門の東側、旧中川までの区間は水害防止のため水位を人工的にA.P.-1メートルまで低下させています。江東デルタの東部地域は東京湾の干潮時の最低水位(A.P±0メートル)より低い土地も存在するためです。北十間川樋門は水位の異なる両区間を遮断する役割を担っているわけです。また、木炭を利用して川の水を浄化する施設も備わっています。

 この樋門の存在により現在は両区間を船が往来することはできないわけですが、東京スカイツリーの建設に合わせて、地元墨田区では北十間川を観光用水運ルートとして活用する案をもっており、そのために北十間川樋門を扇橋閘門や荒川ロックゲートのように閘門化するように東京都に働きかけているそうです。実現しますかどうか…。

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(この時点で398m)

 さて、この北十間川樋門から南へ伸びる大横川にかかる最初の橋が業平橋です。ただし、大横川は途中の竪川との交差点までが埋め立てられ、親水公園となっています。そして、樋門に隣接し、業平橋との間にあるのが業平橋水上公園です。樋門で浄化した水を利用した池があり、鯉が泳ぎ、スイレンが植えられています。池に面した建物が船の形をしているのがユニークです。

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