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2010年6月

平久水門

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所在地:江東区古石場3丁目・木場1丁目

 東京湾・隅田川・荒川に囲まれた江東デルタ内を縦横に走る運河のひとつ、平久(へいきゅう)川が汐浜運河と交差する地点に設置されたのが平久水門です。言うまでもなく、津波や高潮の被害からデルタ内を守るのが役目です。幅の異なる2つのゲートがあるのが特徴で、江東区が管理しています。

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水元公園の不動池

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(画面左奥が釣り堀)

所在地:葛飾区東金町8丁目

 整備中のため立ち入りができなかった都立水元公園の最も東側の地区の工事が完了し、2010年6月1日に開園しました。これで水元公園は全面的に整備終了のようです。

 ここには不動池という名のある池が2つ並んでいて、すぐ北側には釣り堀もあります(釣り堀は公園外で、埼玉県三郷市に属しています)。池はいかにも昔の溜池の名残といった風情ですが、自然保護のため周囲をフェンスで囲まれ、水辺に近づくことはできず、観察用のデッキが整備されています。水辺にはクサソテツが植えられ、また池の中央部に人工の浮島が設けられ、ヨシなどが植えつけられて、水鳥が巣作りしたり、水質浄化にも役立つようになっています。

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(画面左端が展望デッキ。池が2つ並んでいる)

 この公園のすぐ東側はもう江戸川の堤防です。

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羽田玉川弁財天の弁天池

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所在地:大田区羽田6-13

 多摩川の河口に近い羽田6丁目の堤防沿いにあるのが羽田玉川弁財天です。この弁天様は弘法大師空海が護摩の灰を固めて自刻したという伝承をもち、古くから信仰を集めてきたということです。かつては海老取川の東側の、現在は羽田空港の敷地になっている砂州上に鎮座しており、海老取川にかかる橋の名は今も弁天橋です。昭和20年9月にGHQの命令で現在地に強制的に移転させられました。

 社殿の横には小さな池があり、金魚や亀がいて、中の島にも石の祠があります。

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 なお、この弁財天は800メートルほど西方の龍王院の境外社となっているようです。

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(多摩川河口付近の風景)

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六郷水門と南六郷緑地の池

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所在地:大田区南六郷2-35

 多摩川左岸の六郷橋下流1.3キロほどの地点に六郷水門があります。赤レンガの土台の上に築かれたコンクリート製の重厚な造りの水門は巨大な兜を思わせ、都内に数ある水門の中でも際立って個性的な姿をしています。

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 多摩川沿いの低地である六郷地区(当時の六郷町)の宅地化が進んだ昭和初期、大雨による浸水被害を防ぐため、域内を流れる六郷用水の余水や六郷全域および池上・矢口・羽田の一部地域の雨水や生活排水を多摩川に流す排水路が整備され、多摩川との合流点に設置されたのが六郷水門で、完成は昭和6(1931)年3月です。

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(随所に見られる旧六郷町の紋章)

 下水道の整備とともに排水路(雑色運河と呼ばれたそうです)は役目を終え、今も釣り船が係留される末端部を残して埋め立てられましたが、水門は今も恐らく現役と思われ、多摩川の増水時には閉鎖されるのではないかと思います。水門の脇にはレンガ造りの排水機場もあり、土手の下をくぐる排水樋門が設置されています。

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 水門周辺の多摩川はヨシ原や干潟があり、なかなか風情があります。ちなみに多摩川は調布取水堰(大田区田園調布)までが感潮域であるため、この付近も潮の干満に応じて水位が変化します。

 六郷水門内の運河の突き当たりが大田区立南六郷緑地で、ここには六郷水門の形を模したトイレがあるほか、せせらぎと池があります。また、満潮時には多摩川の水が運河を通じて公園内にまで入ってくる仕組みになっています。

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(六郷水門の形を模したトイレとせせらぎ)

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(せせらぎの水が注ぐ池)

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(満潮時には運河の水が入ってくる)

 

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