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亀島川水門と霊岸島水位観測所

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所在地:中央区新川2丁目

 亀島川水門は日本橋川の分流である亀島川が隅田川に合流する地点に設置された防潮水門です。完成は昭和44(1969)年3月。有効幅員15メートル×2連、門扉の高さ8.3メートル、開閉時間12分(自重降下4.3分)、開閉速度0.7メートル/分。

 水門の隣にはポンプによって亀島川の水を排出する排水機場も設けられています。亀島川は日本橋水門と亀島川水門が両端にあるため、両水門閉鎖時に川が増水した場合、これを排出する必要があるために設置された施設です。

 南米チリで発生した巨大地震の影響で日本列島にも津波警報が発令された2010年2月28日、亀島川水門も閉鎖されました。

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(津波警報発令で閉鎖された亀島川水門)

 亀島川と隅田川の合流点左岸側(中央区新川の南端部)には霊岸島水位観測所があります。かつて隅田川(放水路開削前の荒川)河口だったこの場所に明治6(1873)年、量水標が設けられ、6年間にわたって東京湾の潮位が観測され、その結果に基づき、東京湾の平均海面(潮位の平均値)が標高(海抜、Tokyo Peil=T.P.)0.00メートルと定められ、全国の高さの基準となっています。Peilとはオランダ語で、水準、標準といった意味です。

 また、東京湾の干潮時の最低水位を基準とするArakawa Peil(A.P.)は荒川・中川水系や東京港、多摩川などで堤防や水門、橋などの設計の際の水位の基準として利用されています。

 そして、A.P.±0メートル=T.P.-1.1344メートルと定められています。

 詳しくはこちらもご覧ください。

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(霊岸島水位観測所)

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(この時の水位はA.P.+1.8メートルほど。)

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