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花川戸公園の池と「姥ヶ池旧跡」

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所在地:台東区花川戸2-4

 浅草にはかつて隅田川に通じる「姥ヶ池」という大きな池がありました。名前の由来として次のような伝説があります。

 昔、浅茅ヶ原の一軒家に老母と美しい娘が住んでいて、娘が旅人をかどわかして家に泊め、旅人が寝入ったところを老母が石の枕で頭を叩き割って殺し金品を奪うという生活をしていました。ある日、いつものように家に泊めた旅人を老母が石枕で殺したところ、死んでいたのは身代わりとなった娘でした。老婆は大いに悲しみ、自らの悪業を悔やんで、池に身を投じたということです。それ以来、里人はその池を「姥ヶ池」と呼ぶようになったというわけです。

 この池は明治24年に埋め立てられ、現存しませんが、跡地は東京都の旧跡に指定され、花川戸公園内に「姥ヶ池舊跡」の碑が立っています。

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 また、現在は公園内に鯉のいる新しい池がつくられており、福寿稲荷大明神と姥宮沙竭羅龍王を祀る祠が並んでいます。

 なお、2010年2月に訪れた際には「姥ヶ池」の碑が割れて、下の写真のような惨状になっていました。

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