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中の島公園の感潮池(潮入の池)

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(相生橋と橋の下の中の島公園)

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(感潮池)

所在地:江東区越中島2丁目

 久々におもしろい池を見つけました。江東区立中の島公園の池です。

 隅田川河口部で本流から分かれ、晴海運河・豊洲運河に通じる派川に架かるのが相生橋で、中央区佃と江東区越中島を結んでいます。両岸の間にあった中州が中の島で、明治36年に初めて橋が架けられた時、島を中継地として2本の木橋が架けられ、佃島側が相生大橋、越中島側が相生小橋と呼ばれました。しかし、これらの橋は関東大震災で焼失し、大正15年に再建、その後、昭和2年に中の島は隅田川唯一の水上公園として整備されました。

 相生橋は木橋の時代から月の名所でもあり、中の島公園も大いに賑わったということですが、隅田川の水質汚染が進むにつれ、訪れる人も少なくなり、昭和48年に公園は閉鎖されてしまいます。その後、隅田川の水質も改善し、昭和53年の花火大会の17年ぶり復活に続き、中の島公園も昭和55年に再び開園しました。この時、中の島は越中島と地続きになり、園内に新たに池もつくられました。

 池は感潮池(潮入の池)で、隅田川との間に通水管が設けられ、潮の干満により水位が変化する仕組みになっています。

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(常に水のある潮だまり部分)

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(通水管を通って水が入ってくる)

 常に水がある「潮だまり池」以外は干潮時には水が流出してなくなり、潮が満ちてくると、また水が入ってきます。僕が訪れた時は水がほとんどなかったのですが、ちょうど満ち潮で、徐々に水が流れ込み、10分後にはすっかり池らしくなっていました。

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(上の写真では水がなかったが、10分後には下の写真の通り)

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 ベンチで本でも読みながら一日眺めていたい、そんな気持ちになる池です。

 なお、相生橋は平成10年にトラス橋に架け替えられています。

 ついでに相生橋の佃側(中央区)にある石川島公園にも感潮池があります(下写真)。

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