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明福寺の鏡ヶ池

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所在地:江戸川区江戸川3-8-1

 天川山寂光院明福寺(浄土宗)は親鸞上人にまつわる伝承をもつ古刹です。

 寺の縁起によれば、嘉禄2(1226)年、常陸国の笠間から京都へ向かう途上、この地を通りかかった親鸞が干ばつに苦しむ村人の嘆きを聞き、雨乞いの祈念をして雨を降らせ、人々を救った縁から当地に草庵を結んで3年間を過ごしたということです。この草庵が明福寺の始まりというわけです。

 村人に教えを広めた親鸞がいよいよ京都に帰る際、自身の像を刻んで残したということですが、その時に姿を映したと伝えられる池が「鏡ヶ池」で、今も本堂の裏にあります。直径5メートルほどの丸い池です。

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 また、その時に親鸞が袈裟を掛けたという松(「けさ掛けの松」)が池のほとりに生えていましたが、昭和24年の台風で倒れてしまい、今は2代目が植えられて、水面に影を落としています。

 なお、親鸞の自刻と伝わる木造親鸞聖人坐像はほぼ等身大の像で、本堂に向かって右手の親鸞堂に安置されています。実際の作者は不明ですが、鎌倉期から南北朝期にかけて彫られた秀作で、江戸川区指定有形文化財となっています。

 お寺の近くをかつての鎌田川の跡である鎌田川親水緑道が通っており、旧江戸川合流点に近い河口部は池のようになっています。

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(鎌田川親水緑道の池)

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