松本弁天の池
所在地:江戸川区松本1-9
中央森林公園から小松川境川親水公園を上流に歩くと、まもなく水源の滝があり、その先が菅原橋の交差点です。ここは何本もの道路が交わっているのですが、そのうち鹿骨街道を南東方向に進んで、環状七号線にぶつかる手前を右に入ったところに松本弁天があります。
寿昌院という黄檗宗の寺院で、門前に江戸川区教育委員会が立てた解説板によれば、貞享元(1684)年、寿昌院桂月元皎禅尼が開基したということです。草創は寛文年間(1660年代)で、禅尼が小庵を結び、病気全快を祈願して弁財天を祀ったのが始まりとのことです。
寺の本尊は禅尼作の千手観音像(1669年)ですが、境内の弁天堂にちなんで「松本弁天」と呼ばれ、近くの交差点名やバス停名にもなっています。
芝生の境内に入ると正面には傘のように枝を伸ばす姿から「臥竜の松」と呼ばれるクロマツ(推定樹齢500年、江戸川区登録天然記念物)があり、そのまわりを囲むように池があります。水際には菖蒲が植えられています。
(臥竜の松)
弁天堂は池の左奥にあります。
(2階建ての弁天堂)
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