« 桐畑地下道脇の湧水池 | トップページ | ヒルズ久が原の池 »

光福寺・大井の井

077

所在地:品川区大井6-9-17

 JR京浜東北線の大井町駅と大森駅のちょうど中間地点の線路の西方に大井山光福寺(浄土真宗)があり、その境内に大井町の地名の由来となったと伝えられる井戸があり、「大井の井」として品川区の史跡に指定されています。

079

 品川区教育委員会が立てた説明板には次のように書いてあります。

「この井戸には、鎌倉時代に親鸞聖人門下の関東六老僧の一人として活躍した了海上人にまつわる話が残されている。

 寺伝によれば、了海上人の父が子授けを蔵王権現に祈願したところ、妻が懐妊し、男子(了海)を出産した。その時、境内にこつ然と泉が湧き出したので、この泉の水を産湯として使い、泉を大井と命名したという。大井の地名はこの泉に由来すると伝えられている。

 この泉は当寺本堂裏の墓地内にあり、横穴式の古い型をした井戸であり、今でも水が湧き出している」

 この説明板は平成8年に立てられたものですが、現在では泉の湧出量は微々たるものと思われます。

076

 また、境内にはイチョウの老木がそびえています。推定樹齢は約800年、樹高40メートルにもなる巨木で、麻布山善福寺(港区元麻布)境内の「逆さイチョウ」とは兄弟とも言われるそうです。

 了海上人は善福寺の住職をつとめており、親鸞聖人が訪れた際、その高徳に触れて、善福寺を真言宗から浄土真宗に改め、関東にその教えを広めた善福寺中興の祖でもあります。

 

|

« 桐畑地下道脇の湧水池 | トップページ | ヒルズ久が原の池 »

品川区の池」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1244839/32720769

この記事へのトラックバック一覧です: 光福寺・大井の井:

« 桐畑地下道脇の湧水池 | トップページ | ヒルズ久が原の池 »