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御手洗不動旧跡の御手洗池

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所在地:板橋区小豆沢4丁目

 小豆沢公園の北側の道を東に向かい、体育館通りを越えてさらに崖線沿いに進むと、崖下に赤い橋のかかった小さな池があり、お堂が立っています。

 ここには古くから湧水の池があったようで、かつては富士講や大山講の人々が旅立ち前に心身を清めるための水垢離を行ったということです。池畔には石造りの不動明王が祀られていました。これが御手洗池であり、御手洗不動尊であったわけです。

 しかし、交通の発達などにより、富士登山や大山参詣が気軽に行けるようになるにつれ、ここで禊をする人も少なくなり、やがて荒廃してしまいました。

 昭和37年には不動尊が崖上の龍福寺(真言宗智山派、創建は室町末期)の山門脇の不動堂に遷されました。龍福寺の秘仏・薬師如来が出現したという伝承が御手洗池にあるという縁からなのでしょう。

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(薬王山東光院龍福寺。本尊は大日如来)

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(龍福寺山門前にある不動堂)

 近年、地元の方々が御手洗不動の旧跡に池を復元し、お堂を再建して、金銅の不動明王像と聖観音像を奉安したのが現在の御手洗池です。

 昔の池には清らかな水が眼病に霊験があるとされ、目を患った人々が多く訪れたということですが、現在は「水質上問題がありますので、目や口に入れないでください」という注意書きがあります。

 池には鯉や金魚が泳いでいます。

 

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