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二子玉川・兵庫島のひょうたん池

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所在地:世田谷区玉川3丁目

 国道246号線の二子橋と東急田園都市線・二子玉川駅の下で多摩川に支流の野川が合流します。この二つの川に挟まれた、こんもりとした林が兵庫島です。

 伝説によれば、南北朝時代の1358年、新田義貞の子・義興が新田家再興をめざし、軍勢を率いて鎌倉に向かう途中、矢ノ口の渡し(現在の調布市)で敵の足利軍の罠にはまり、全滅。義興の従者だった由良兵庫助の遺体が流れ着いたのがこの場所で、土地の人々が密かに葬ったことから、兵庫島の名がついたそうです。ただし、義興が謀殺されたのは、ここより下流の矢口の渡し(現在の大田区)だという説もあり、そこには義興の祟りを恐れて建立されたという新田神社もあります。となると、遺体が川上の兵庫島に流れ着いたというのは不自然に思えますが、当時はこのあたりまで潮の干満の影響を受けていたとしたら、満ち潮にのって漂着したというのも考えられないことではありません。あくまでも伝説ということなので、今となっては確かなことは分かりません。

 とにかく、その兵庫島の傍らに池があります。「兵庫池」とか、その形状から「ひょうたん池」とか呼ばれているようです。池畔には多摩川水神が祀られています。

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(画面左の林が兵庫島)

 鯉が泳ぐ池の上流側はせせらぎになっていて、こちらは水遊びの親子連れで賑わっています。流れているのはおそらく河川敷の地下にある野川浄化施設からの水と思われます。僕もサンダルで訪れたので、水源付近で水に足をつけてみましたが、冷たくて気持ちよかったです。ただ、川底に藻が生えていたりして、必ずしもキレイとは言えません。

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(せせらぎ)

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(こちらは多摩川本流)

 

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