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聖蹟蒲田梅屋敷公園の池

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所在地:大田区蒲田3-25

 京浜急行・梅屋敷駅の南方、線路と第一京浜にはさまれた細長い公園が聖蹟蒲田梅屋敷公園です。

 梅屋敷とは山本忠佐衛門という人物が食あたりや暑気あたりに効く「和中散」という旅の常備薬の売薬所を開いた屋敷内に文政年間(1818~1830)に、子の久三郎が梅の名木を集め、カキツバタなどの花を植え、東海道の休み茶屋を開いたことに始まるといいます。

 安藤広重の浮世絵にも描かれるほどの名所となり、東海道を行きかう旅人だけでなく、多くの文人や行楽客が訪れたほか、12代将軍・徳川家慶の鷹狩りの際の休み所にもなったそうです。

 また、明治以降も明治天皇の行幸が9度にも及んだということです。現在、公園名に聖蹟と付いているのはそのためです。

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 かつての名園も交通の激しい第一京浜と高架化工事が進む京浜急行にはさまれて、すっかり忘れ去られたような雰囲気ではありますが、循環式の池の周りに梅の木が植えられ、梅屋敷・和中散売薬所跡として大田区の文化財に指定されています。

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