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大田区立小池公園の池(上池台小池)

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所在地:大田区上池台1-36

 東急池上線・長原駅から南方へ歩くと、道は台地斜面を下っていき、やがて大きな池のある公園に出ます。

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 ここが上池台小池で、昭和9年から約70年にわたって釣り堀として親しまれましたが、その後、営業を取りやめ、大田区が池のある公園として整備し、今年(2009年)、完成しました。

 三方を台地に囲まれた谷戸に位置する湧水池で、古くは溜池として利用されていたのでしょう。住宅街にある池としてはかなり大きなものですが、なぜ小池なのかというと、ここから北西の方向により大きな洗足池があるからで、小池があるのは呑川に水が流れる洗足池の谷から枝分かれした支谷にあたります。

 さて、僕がこの池を訪れるのは2度目で、前回(2006年10月)は公園整備のため池はフェンスで囲まれており、工事に備えた測量が行われていました。下が当時の写真で、まだ釣り堀時代の名残が見られます。

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(整備前の小池 2006.10)

 ほぼ同じ場所から撮ったのが次の写真。池の面積はやや縮小したようですが、周囲をぐるりと散策できる園路が整備され、水生植物や湿性植物も植えられています。

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 湧水も数か所で確認でき、子どもたちが水遊びできるゾーンや水辺の生き物の生育に適した場所も用意されています。水深も浅いところ、深いところ、さまざまなようです。

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(湧水)

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(ロープで囲まれた子どもの水遊び場)

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(湿地)

 水の中には鯉はあまり多くなく、そのかわりメダカがたくさん泳いでいました。また、シオカラトンボやギンヤンマなどのトンボ類も多く飛び交い、産卵風景も見られました。さらにカワセミのカップルも盛んに飛び回っています。1羽が小魚をくわえ、もう1羽のところに運んでいたのはオスのメスに対する求愛行動でしょうか。

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(産卵中のギンヤンマと休憩中のシオカラトンボ)

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(水を飲むアオスジアゲハ)

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(小魚をくわえたカワセミ) 

 池畔に植えられた木々はまだ若い苗木ばかりですが、これからが楽しみな水辺の公園です。

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(公園の北東端。ここにも水が湧いている)

 

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