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水元公園その9 小合溜(南東部)

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(南東端から見た小合溜。左が花菖蒲園。奥に水元大橋。右はみさと公園。)

所在地:葛飾区水元公園

 花菖蒲園を過ぎると、小合溜の広大な水面も終わりです。その南東端(上流部)はアシなどが生い茂って、再びバードサンクチュアリとなっています。

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(カルガモが寄ってきた)

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(小合溜の南東部は野趣あふれる姿)

 その東側は東京都水産試験場の跡地で、水路を流れる水が堰から一段低い小合溜に流れ込んでいます。

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(水路から一段低い小合溜に水が落ちる)

 小合溜の水はかつては江戸川から取水しており、水路が残っていますが、現在は大場川と中川から導水して、水郷の景観を維持しているようです。

 また、小合溜の南東端から水産試験場跡地にかけては地図に東京都(葛飾区)と埼玉県(三郷市)の境界線が描かれておらず、現在も境界をめぐる争いが続いているようです。

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葛飾区の池」カテゴリの記事

コメント

<現在も境界をめぐる争いが続いているようです。

すでに決着したようです。

2004年ころ、大場川と小合溜の間
(すなわち小合溜の北端部分)
の土手が崩れて、
大場川に水が流失した際、
埼玉県は、小合溜の全面が東京都の境界であることを主張して、水面を管理する葛飾区が土手を補修しました。

投稿: 水元のカッパ | 2009年9月14日 (月) 16時49分

水元のカッパ様
貴重なコメント、ありがとうございます。
私の手元にある2006年版の地図では小合溜については都県境が描かれていますが、水産試験場跡地の部分だけ境界線が途切れています。この部分についてもすでに解決済みなのでしょうか。

投稿: peepooblue | 2009年9月14日 (月) 22時58分

解決済みのはずです。小合溜の全面は東京都です。埼玉県の水面はありません。
これは、水元公園(小合溜)が、戦前の東京緑地計画、「水元大緑地」(内務省が国家政策として策定)の遺産に由来するからです。「みさと公園」ができる前の水元公園計画では、現「みさと公園」の陸地部分も含んでいました。河川の両方の沿岸を緑地化するという考えなので当然ですね。でも、どっちでもカッパにとっては水面に変わりないですが…。happy02

投稿: 水元のカッパ2号 | 2009年9月28日 (月) 15時28分

おっと、失礼。
「水産試験場跡地の部分」はどうなのかでしたね…。

そこも東京都です。
「水産試験場跡地の部分だけ境界線が途切れてい」るのは、現在も水元公園の南部・江戸川との接点部分まで未整備であるからです。水元公園はまだ完成していないことによるものと思いますよ。

投稿: 水元のカッパ3号 | 2009年9月28日 (月) 15時37分

水元のカッパ様
重ねてのコメント、ありがとうございます。
葛飾区議会の議事録を調べましたら、平成17年に大場川と小合溜の間の土手が崩壊し、小合溜の水が大場川に流出した時のことについて、境界が未確定であるため、東京都・埼玉県・葛飾区・三郷市の4者が協議を行い、応急の仮工事は埼玉県側が行い、その後の本工事は東京都が実施した旨の記録が残っていました。
三郷市側は境界は河川(小合溜を含む)の中央部であると主張し、葛飾区側は小合溜の全水面が葛飾区に属すると主張して、その後も進展はないようです。

投稿: peepooblue | 2009年9月28日 (月) 22時35分

なるほど。「応急の仮工事」は埼玉県がしたとは初耳でした。カッパが見たときは中土手に面した三郷市立の吹上小学校の造成工事のユンボの振動で崩れたみたいなので、応急工事くらい埼玉県がするのは当然でしょうね。happy01
小合溜は準用河川になったので都県境の原則は「河川の真ん中」だから、埼玉県の主張も一理あります。
葛飾区は上下之割用水組合から移管した経緯(その時は公共溝渠で河川じゃなかった。)からして水面全面は同区に属する、と言うでしょうね。

投稿: 水元のカッパ4号 | 2009年9月29日 (火) 11時46分

中土手崩壊(かわせみの里から160メートルほどの地点)の復旧工事は応急工事を埼玉県、本工事を東京都が行い、境界未確定のため、費用負担は双方で2等分したそうです。東京側は都と区の間の条例により、工事は葛飾区が実施して、費用は都から交付金が出たそうです。
土手崩壊の原因としては、中土手が土の護岸であるために長年の浸食で土手がやせ細っていたこと、土手にカニの巣穴が無数にあること、小合溜と大場川で最大2メートルの水位差があることなどから、土手が弱体化し、下部で水が抜けるようになり、それが上部の崩落につながったという説明がされています。
これらは平成17年12月9日の葛飾区議会・建設環境委員会の会議録にありました。
同じ会議録に境界未確定の区間についても区の担当者から説明があり、どうやら小合溜全体についても境界は定まっていないようです。
今までネットでこんな議事録を調べたことはありませんでしたが、なかなか興味深いものですね。

投稿: peepooblue | 2009年9月29日 (火) 22時44分

よくお調べになりました。
そうですか、埼玉県が費用を出しましたか。カッパは費用を出してなかったと思い込んでいたので、出したとすれば境界を主張してるからでしょう。カッパも三郷市の議会議事録で境界は決まっていない、という議論があるのを見つけたので、決着してなかったのですね。ありがとうございました。
とすれば小合溜が公共溝渠の時代は全面葛飾区なので、公共溝渠から準用河川に変わったときに、境界を主張したということになりますね。河川の境界はその中央線が境界となるということで…。

投稿: 水元カッパ4号 | 2009年10月 9日 (金) 13時59分

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