« 滝王子稲荷神社の池 | トップページ | 津の守弁財天・策の池 »

大井の水神池

057

所在地:品川区南大井5-14

 原の水神池の北側の道を東へ行くと、品川歴史館(庭園に水琴窟あり)の前で池上通りと交わり、さらに東へ進むと、坂を下って、JR東海道線をくぐったところに品川区指定史跡「大井の水神」があります。

 ここの池も「原の水神池」や「滝王子稲荷神社の池」と同様に厳重にフェンスで囲われており、池の中には鯉や金魚が泳いでいます。

058

 武蔵野台地のまさに末端部に湧き出す水は村人から「柳の水」「柳の清水」と呼ばれ、飲み水や農業用水として大切にされてきました。そのため、池のほとりに水神が祀られたわけです。記録によれば、貞享2(1685)年に大井村の桜井伊兵衛、大野忠佐衛門が願主となって、九頭龍権現を祀ったのが始まりで、明治以降は祭神が水葉乃女命(みずのはのめのみこと)に変わりました。日照りの時はここで雨乞いの神事も行われ、また、歯痛を止める御利益もあったと伝えられています。

055

 湧水は昭和50年頃に涸渇し、現在はポンプアップした地下水が境内に湧き出ています(下写真)。水神は溶岩でつくられた岩窟の中に祀られ(上写真)、岩の上からも水が流れ出て、いずれも池に注いでいます。

054

 また、境内には二宮金次郎像があります。

059

 ついでながら、品川歴史館から大井の水神への坂の途中にある来迎院(天台宗)の境内にも池というか貯水槽があります(下写真)。人が近づけない場所に隠れるように存在し、消防用水として利用されるようですが、ここの水源はどうなっているのでしょうか。地形的には湧水が存在したとしてもおかしくないようなのですが…。

052

(来迎院の貯水槽)

|

« 滝王子稲荷神社の池 | トップページ | 津の守弁財天・策の池 »

品川区の池」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1244839/31450638

この記事へのトラックバック一覧です: 大井の水神池:

« 滝王子稲荷神社の池 | トップページ | 津の守弁財天・策の池 »