向島百花園の池
所在地:墨田区東向島3丁目
東武伊勢崎線・東向島駅から徒歩8分ほどの向島百花園は文化・文政期(19世紀初め)に江戸の商人が文人墨客の協力を得て開いた花園で、江戸時代に造られた花園としては現存する唯一のものです。当初は梅の木が中心だったそうですが、のちに和漢の古典に詠まれた植物が集められ、四季折々の花が咲くようになりました。その後、昭和13年に当時の東京市に寄贈され、昭和14年から一般公開されています。昭和53年には国の名勝・史跡にも指定されました。
こじんまりとした庭園ではありますが、花の種類が多く、風情があります。季節ごとに朝顔展や虫ききの会、月見の会なども催され、また園内にはこの庭園を愛した文人墨客の句碑が随所にあります。
園内には南北に細長い池があり、鯉などの魚が泳ぎ、水辺には菖蒲や半夏生などが植えられています。水は循環水のようです。
入園料150円。
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