田端駅の鑑賞池
所在地:北区東田端1丁目
JR山手線で新宿・池袋方面から外回り電車に乗ると、駒込を過ぎて田端に着く手前で山の手の台地から遠い昔は海だった下町の低地に出ます。そして、田端駅は山の手と下町の境目の海食崖下に存在しています。その田端駅のまさに崖側、1番線(京浜東北線赤羽・大宮方面)の線路際に「鑑賞池」と名づけられた小さな池があり、金魚がたくさん泳いでいます。構内に池がある駅というのはほかにもあると思うのですが、田端駅の池は線路と崖の間の狭いスペースに造られているところがミソです。よく見れば分かることですが、崖から湧き出した地下水が細いパイプを通じて池に注いでいるのです。ということは、これも立派な湧水池といえるのでしょうか。ちょっと面白いので、載せてみました。田端駅に降りる機会があったら、ぜひ池を探してみてください。そばに行かないと分からないぐらい小さな池です。
(石垣の水抜き穴から出た水をペットボトルで受け、ビニール管で池に送水)
それにしても、ここの金魚はみんな大きくて、かなりの長寿のように思えます。やはり水がいいからでしょうか。でも、餌はどうやって与えているのでしょう?
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